チェ・グソンが公安局局長に殺されたと知った時の槙島さんの反応を見て感じたんですが、もしかして槙島さんはチェ・グソンの事を仲間として好きだったんじゃないですかねぇ。好きというと語弊があるかも分かりませんが、泉宮寺や王陵璃華子とは違いチェ・グソンに対しては遊び仲間以上の何かを感じていた様に見えました。
槙島さんは王陵璃華子や御堂将剛の様な観察して楽しむ玩具に対しては、色々と協力はするものの人間としての底が知れてしまうと興味を失い排除しようとします。また遊び仲間である泉宮寺に対しても死に追いやるまではしなくても、泉宮寺の命が危険に晒されるような状況を作り試すような事をします。そして藤間幸三郎に対しては行方不明になっていた時は残念に思っていたものの、思想が自分と違うと分かると容赦なく襲い掛かります。
これらの扱いから考えると槙島さんは基本的に組んでる相手が死んだところで悲しんだりしない人間なんだと思います。相手がこちらに好意を抱いていても槇島さんは興味が無ければ無反応。そんな槙島さんでもチェ・グソンが殺された時には少しだけ反応がありました。
それを見て悲しいと感じたのか残念だと思ったのかは分かりませんが、槙島さんの遊びを様々な技術を駆使して手伝い、シビュラシステムの正体を解き明かそうとしてきた良きパートナーとしてチェ・グソンに特別な思い入れはあったんじゃないかなと思いました。まあ単に仲間だと思っていた藤間幸三郎達が仲間であるチェ・グソンを殺した事が意外だっただけかも知れませんが。
