アニメごろごろ

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「PSYCHO-PASS サイコパス」の感想とか考察とか色々

シビュラシステムの今後について
正体が明かされ問題が発覚したシビュラシステムですが最終回の後も運用される事になるのでしょうか?
これが「マトリックス」の様なアクション重視の作品であれば、システムの有用性を無視して「人間は正しい、システムは悪だから破壊する」なんて人類の将来を考えていない終わり方にも出来ますが、虚淵さんはそういう作品を書く人ではないので最後がどうなるか気になります。「魔法少女まどかマギカ」でも善悪二元論にはせずインキュベーターと折り合いをつける方向で終わらせたので、シビュラシステムを完全否定はしないのではないかと。というか完全否定して破壊してしまったら槙島さん大勝利ですし…まぁそういう終わり方にするかも知れませんが、その場合バッドエンドになるんじゃないかなぁ。


槙島さんの遊びについて
犯罪者予備軍を煽って犯罪者を生み出していた槙島さん。あの遊びの目的はシビュラシステムに支配されず、自分というものを持っている人間を探す事以外には特になかったようです。生み出した犯罪者を後の計画の手駒にするという事もなく、ただ自分の意思で行動出来る個性ある人間を見たかっただけのようで…つまり「ただの人間には興味ありません。この中にry」というあれですね。


虚淵さんの描くキャラについて
虚淵作品を幾つも見てくると虚淵作品らしいキャラ…虚淵さんが好きなキャラ類型とでも言うべきものが分かって来る様になりますね。「Fate/Zero」の言峰綺礼、「魔法少女まどかマギカ」の暁美ほむら、「PSYCHO-PASS サイコパス」の槙島聖護と誰かに執着するキャラ…まぁぶっちゃけストーカー気質なキャラというのが虚淵さんのポイントの一つのようです。虚淵脚本のゲームの方はやっていませんが、それもやると恐らくもっと色んな事が分かって来るんじゃないかなと思っています。サンプル数が少ないので断言出来ませんが、まどかや朱の様ないまいち頼りないけど有り得ない位気丈な女キャラも重要なんじゃないかなと。