アニメごろごろ

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挿絵にエロイラストを使う作品と使わない作品


ストライク・ザ・ブラッド」のアニメはパンチラや下着姿といったサービスカットが沢山ありますが、原作小説を読んだらそういうシーンがあまり無かったのでがっかりではなくて少し驚きました。原作小説にもエロ方面の描写は沢山あるので、そこはアニメと変わらないのですが、問題なのはそうした場面を挿絵に選ばないということ。エロ展開があるにも関わらずどういう訳かそこはイラストにせず、またイラストにした場合であっても刺激的にならないよう抑えて描いているのが意外でした。作風的にはエロ方面である程度売っているように感じられるので、挿絵もそれでやった方が注目されやすいと思うんですけどね。

「ストブラ」はグッズ等に用いる書き下ろしイラストでもヒロイン達の露出が少なかったりするし、安易にエロに頼らない方針なのかも。個人的には商業作品としてはこういう方が好ましいですね。やはり中高生を対象にしている作品でやりすぎるのは教育上宜しくないですから。ライトノベルの中には無理矢理サービスシーンを加えて、露出の多い挿絵を入れるものもありますが、「ストブラ」はどうやらそうではない様子。「アクセル・ワールド」が展開上必要ないのにヒロインを脱がして、さらにその場面をカラーイラストにしているのと比べると全然違いますね。エロ展開が多いのにエロイラストが少なかったり、逆にエロ展開は少ないのにエロイラストは多かったりするという謎は作者、担当、絵師の誰の影響によるところが大きいのか最近気になっています。