アニメごろごろ

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「アイカツスターズ」OPで振り返る虹野ゆめの成長


新シリーズに突入した「アイカツスターズ」。1年間のアイドル活動を経て、憧れていたS4の制服を着たゆめの晴れ姿に胸が熱くなります。主人公が成長する1年間を4クールも追い続けた者だから得られる感動、現実世界と同じ時の流れを生きている主人公達が一歩ずつ前に進む姿を陰から応援する日々、この経験は他作品では滅多に得られません。世の中には全話を一気に視聴した方が楽しい作品もありますが、このシリーズに関しては毎週の放送を視聴して主人公達と同じ時を感じた方が楽しめますね。1年間の放送を通して少しずつ大きな舞台に羽ばたく主人公達、その様子はOPからも見て取れます。


スタートライン!
伝説の始まり。目も眩む輝きを放つライトに照されたステージに立つS4に神々しさを感じます。この頃はEDの映像もS4が中心に制作されており、ゆめが憧れた彼女達のスター性を押し出した演出が目を引きます。最後のシーンで背景に桜が舞う演出からも分かる通りゆめは入学して日が浅く、アイドル活動を始めて間も無い為に人前で踊る機会に恵まれず、恒例のCGパートに突入する直前を除いて衣装を着ていません。この辺が2番目と3番目のOPとは異なります。衣装を着て皆の前で踊るアイドルとしてのスタートラインにはまだ立てていません。一番星のアイドルになる道は先が長そうです。


1,2,Sing for You!
スタートラインは既に越えた。最初のOPは抽象的な異空間でのキャラ紹介が目立ちましたが、このOPでは学園内でステップやランニングと己を磨くアイドル活動が印象に残ります。物語の開始から半年が経過してキャラの関係性が視聴者に伝えられた為か、すばるの前で顔を赤らめるあこ、ローラと一緒に練習に励むゆめ、真昼の視線の先に立つ夜空と学園内の日常を切り取る映像が増えました。


スタージェット!
アイドルの衣装を着て観客に手を振る1年生のゆめ、ローラ、あこ、真昼。先程のOPで見られた練習に励む生徒から、大勢の前に出て観客を喜ばせるアイドルに立場が変わるなど、歌詞にある「去年の今頃とまるで違う景色なの」の意味が伝わる映像ですね。ゆめを応援してくれるファンも増えて、S4に憧れる普通の女の子ではなくなりました。そしてアイドルとして実力を付けた事で、S4との関係性にも大きな変化が表れています。

最初のOPではS4だけが衣装を身に纏いステージに立つ事を許され、2番目のOPでは1年生はステージに立てたものの場所はS4より下の段でしたが、3番目のOPではそうしたどちらが上か下か区別する演出は避けられています。S4は1年生にとって尊敬する先輩ではありますが、アイドルとして一番星を目指すのであれば、挑戦して越えなければならないライバルでもあります。素敵な先輩に一方的に手を引かれて導かれるのではなく、OPで手を繋ぎながら追い越し合うゆめとローラの様にお互いを高めていく。その関係に至る為の出発点として一緒の舞台で対等な立場で挑む時が訪れた。その事を映像は教えてくれています。


STARDOM!
新キャラのエルザを中心に作られたOPのイントロはエルザらしい落ち着いた気品あるメロディ。ここではS4の座から降りたひめ、ツバサ、夜空の貴重な私服姿を見る事が出来ます。映像はメロディが落ち着いた分だけ派手な動きは少ないですが、歌詞の方は素晴らしく「憧れは次の憧れを生む」は短いながらも新シリーズの本質を的確に表しています。

この歌詞は複数の解釈が可能で1つはひめに憧れて念願のS4になったゆめが新たなステージに昇り、世界最高のアイドルとされるエルザという目標を見つけたこと。そしてもう1つは四ツ星学園の頂点に立つS4のゆめが、今度は逆に新入生から尊敬の視線を集める側に回ること。現在は留学してエルザを乗り越えるだけで精一杯のゆめですが、新入生の手本となるS4としてどう振る舞うのか、今後の展開に注目しています。

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