アニメごろごろ

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「問題児たちが異世界から来るそうですよ? 軍神の進路相談です!」感想

第一部の終わりという事もあってか始まりである一巻を思い起こさせる展開がちらほらありましたね。十六夜とルイオスの再戦や飛鳥が一対一の戦いで刃物を突き立てるところとか。
十二巻はこれ以外にも様々な対比構造的なものが見られましたし、作者もそこを意識して書いた巻だったのではないかなと思います。
巨大な意志により英傑に仕立て上げられた十六夜と父神により勝利を与えられたアルジュナ、実姉の斉天大聖に討たれる為だけに生まれた混世魔王と異父兄弟のアルジュナに敗北する運命にあったカルナ、コミュニティを守る為に上に立つアーシャと耀と似た境遇のある人達の話が見られました。

フェイスレスこと久遠彩鳥の持つ業雲剣は全ての神秘を断ち切り霊格をも減退させるそうですけど、これを使われると十六夜やアジダカーハですら弱体化するんですかね。アジダカーハはそれをしたとしても身体能力が高そうな外見ですし、たとえ剣技が凄かろうと普通の少女となったフェイスレスの手には余るのかなあ。霊格を高める飛鳥と霊格を減らす彩鳥、能力が対極にあるのは双子らしいものですね。

第二部からは「ラストエンブリオ」とタイトルも変わり焔と彩鳥と鈴華の三人の新たな問題児が中心になるみたいですが、この「ラストエンブリオ」が今までの話を知らない新規読者でも楽しめる作りになるのか気になります。もしそうなら新規読者を増やす為にアニメ化の可能性もありますかね。コミカライズ程度ならやってもらえるかなと期待しています。

新しいイラストレーターのももこさんは今春からイラストレーターとして活動すると呟かれていたので「問題児シリーズ」でデビューになるのかな。プロとして活動はしていないのにpixivのブックマーク数は物凄い数値を出していますし、沢山いるももこさんのファンがこれを機に読み始めると嬉しい。その為にも新規読者に優しい一巻にして貰いたいですね。