アニメごろごろ

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「クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望」感想

劇場映画シリーズ第3作目
監督 本郷みつる


ストーリーは未来人と共に過去改変を行う犯罪者を捕まえる為に野原一家が協力する何だか「ドラえもん」にありそうな内容。戦国時代が舞台というだけあり幾度も戦いが繰り広げられる「雲黒斎の野望」は中盤のフリードキン珠死朗との戦いを皮切りに敵城の兵士達との戦い、ダイアナお銀と吹雪丸の戦い、ヒエールジョコマンと大人しんちゃんとの戦いと20分間ひたすら戦闘が続きます。全部の戦いを合わせると上映時間の三分の一は戦っていますね。

戦闘が中心にしてるだけあって細かい描写に拘りが見られ、例えば吹雪丸が激昂して斬り掛かる時には太刀筋が乱れ無駄に大振りであったり、終盤には吹雪丸の刀が刃毀れしていたりと描写が丁寧です。その後の巨大ロボット同士の戦いの迫力もかなりのもの。前作同様にロボットの巨大さと重量感をカメラワークやSEの工夫により見事に表現されています。

「雲黒斎の野望」を見ている時にちょっと気になったのが、しんのすけがフリードキン珠死朗を銃で後ろから撃つ場面。フリードキン珠死朗が実はロボットであるとか倒れたのは気絶しただけだからといった説明が一切無いので、しんのすけがフリードキン珠死朗を殺したのではないかという疑念が払拭出来ません。吹雪丸なら何人殺しても構わないのですが、しんのすけみたいな現代の五歳児が殺すというのはちょっとねえ。

ちなみに「雲黒斎の野望」とその前の「ブリブリ王国」はひろしがみさえのことを愛しているという描写が結構入るのですが、これ以降は若い女性を見ると鼻の下を伸ばしてみさえに怒られるパターンばかりになります。最後にどうでもいい話ですがヒエールジョコマンの喋り方が個人的には気に入っています。台詞そのものはそこまで変わったものではないのですが、それを声の出し方だけであそこまで個性的なものにするあたり流石はプロ。