アニメごろごろ

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「魔法科高校の優等生」目に見えて成長している森夕先生の画力

魔法科高校の優等生」の1巻を読んだ時には正直に言うと森夕先生の画力に不満がありました。1巻の時点では確かにそう感じましたしその考えは変わらないと思いますが、最近の森先生に関してはそうは感じなくなってきました。森先生は漫画家としての経験があまりに浅すぎたから上手くなかっただけで、どうやら経験を積めば積むほど上達する人だったようです。

上の画像は1巻と3巻の深雪を比べたものですが、どちらの方が新しい絵なのかは一目瞭然ですね。1巻の頃はのっぺりした絵になっている事が多かったのですが、三巻では陰影をつけ肉体の起伏がはっきりと感じられる絵になってきたと思います。森先生は「魔法科高校の優等生」の連載を開始してから1年程度しか経っていないとは思えないくらい上達していますね。

角川でコミカライズを担当している漫画家にはこういうことが時々ある気がします。角川では新人漫画家にコミカライズやらせることが多く、その言い難いのですが出来の良くない作品も作られることも少なくありません。ぶっちゃけ原作ファンであったとしても購入を躊躇ってしまうようなものもあります。

ただそれらの作品がずっと微妙な出来かというと、そうでもないこともあるのでコミカライズ作品は1巻だけで判断するのではなく、もう少し長い目で見た方がいいかななんて事を改めて思いました。ところで制服の緑色部分に張ってあるトーンって変わったんですかね。最初の頃に比べると薄くなったように見えます。