海老名さんが修学旅行に行く時に川崎さんとよく一緒にいた理由。それは衣装を作れる川崎さんに興味があって親しくなりたい、川崎さんとなら気が合いそうとか色々考えられると思いますが、それ以外にも戸部対策という線もあるのではないでしょうか。今の友人関係を壊したくない海老名さんは、戸部と付き合いたくはないと考えていました。この海老名さんの目的を達成する為に川崎さんが結構役に立っています。
新幹線で座席を選ぶ時に海老名さんが強引に川崎さんを誘い、戸部の隣に川崎さんが座ることになりました。不機嫌で怖い川崎さんが隣にいたことで戸部は萎縮してしまい、海老名さんと仲良くお喋りする機会を失いったわけですが、これにより戸部は海老名さんとの距離を縮めることが出来ませんでした。他者を観察する能力に長けている海老名さんであれば、こうなることを予想していたのではないでしょうか。もしそうだとすると海老名さんは川崎さんを用心棒か何かのように利用していたことになります。
さすがにこれだと海老名さんがあまりに黒過ぎるので、個人的にはそういう意図はなかったと信じたいですが、可能性としてはあると思います。川崎さんをグループに加えたことで三浦と川崎さんがガンを飛ばし合う事態にもなっていましたが、こうなることを海老名さんは分かっていたような気がします。
